年明けから3連発！！パートⅢ | 整備事例 | 車検についての様々な情報をいわき市エリアにて営む工場より発信しています

こんにちは、亀ちゃんです。

年明けから3連発も今回が最後になりました。

今回はニッ〇ンのモコのお話。

実はこの車、お隣さんでお使いの車で、ある朝、エンジンをかけると音がするとの事。

よくあるベルトの音かなと思いながらエンジンをかけてみると、明らかに普通ではない音が・・・

とにかく会社へ持ってくるように依頼しました。

エンジンルームを見てみると、ベルトの張りを調整しているプーリーが、あらぬ方向を向いていました。

音の原因はこれだなと思い、更によく見てみると、プーリーを固定しているはずのナットが付いていない。

ナットが無くプーリも、ぐらつきながら回転していた為、ボルト側も折れてしまっていました。

これらを交換すれば、直すには特に問題は無いのですが、何故こんなことになってしまったのでしょうか。

実は原因に、心当たりがありました。

この車、半年前にエンジンがかからなくなり入庫していました。

その際、どうしても専門の道具が必要となった為、仕方なくディーラーにお任せする事になりました。

その時にベルトを外す時に、当該プーリーのナットを緩める必要があったのです。

年明けから3連発の最初に書いた、タイヤのボルトとは違い、ほとんど触る機会がないボルトである為、ボルトの伸びは考えられない為、今回は単純に締め忘れたとしか思えません。

とにかく大事に至らなくて、よかったと思える事例でした。

ちょっとした異変でも放置せず、早めに点検する事が大事だと思います。

それでは、また。